【簡単】スマホで逆光でも顔を明るく撮る3つの方法

2020年12月1日

こんにちは、たかちゃんです。

太陽を背に風景と人を一緒に撮ろうとした時、人が真っ黒になってしまって撮れない経験はありませんか?

「逆光だから撮れない」観光地などでよく耳にしますが、これはまったくの間違いです。

撮り方を知っていれば、一眼カメラやストロボが無くても、あなたのスマホでも逆光でキレイに写真を撮ることが出来ます

目次

逆光で黒くなるのは自動設定だから

逆光で人物が黒くなって撮れない場合、カメラの明るさを決める「露出設定」が自動なっている事が原因です。

スマホのカメラは、誰が撮っても失敗が少ないように、自動機能が沢山詰め込まれて作られています。

「露出設定」もそのひとつで、肉眼での見た目と同じになるように自動で明るさの調整をしています。

この自動で明るさを調整している機能には重大な欠点があります。

自動設定だと明るさの中心がズレる

実は人の目は超高性能カメラで、認識出来る光の範囲が物凄く広いんです。

人の目に比べてカメラのイメージセンサーは、明暗差を認識出来る範囲が狭いのが弱点です。

カメラの自動設定では、明るい所と暗い所のちょうど中心の明るさで撮る事で失敗の少ない写真を撮る仕組みになっていますが、太陽は明るすぎるので明るさの中心がズレてしまっているんです。

そう太陽の明るさに引っ張られて、人が黒く写ってしまっているんです。

解決方法1:明るさの中心を被写体に合わせる

人の顔を黒くさせない一番簡単な方法は、顔に明るさの中心を持ってくること

やりかたはとっても簡単

1.スマホで写したい人の顔の部分をタップする
2.タップすると四角の枠と枠の横に太陽のマークが出現する
3.太陽のマークを上下させて、ちょうと良い明るさに調整する

ただしこの方法だと、人以外が明るくなり過ぎて真っ白になる可能性があります。

解決方法2:太陽を画面の中に入れない

人が黒くなってしまうのは、明るさの明暗差が原因なので、明るすぎる太陽を入れなければ明暗差も生まれません。

画面の中から太陽を外してしまえば明暗差が小さくなり、人が黒くなることはありません。

ただしこの方法だと、太陽も入れたい場合は使えないのが弱点です。

解決方法3:ライトで顔を照らす

こちらの方法は、プロも実践する一番確実で一番キレイに撮影出来ますが、別の機材が必要です。

別の機材とは、撮影に使用していないスマホのライトです。

プロはレフ板やストロボなどでしっかりした光を作るのですが、スマホのライトを使えば完璧ではありませんが代用が可能です。

やり方は簡単です。

1.撮影に使用していないスマホのライトを点灯させる
2.ライトの明るさを一番明るくする
3.撮影者はスマホのライトを被写体の顔のやや上から照らす(下から照らすとオバケになります笑)
4.解決方法1のやり方で明るさを調整する

やり方が分かれば逆光でも撮影出来る

どうでしたか?

逆光で黒くなって撮れない理由と、今回ご紹介した3つの解決策は理解出来ましたか?

まとめると

・明るさの明暗差が大きいと明るさの中心がズレる
・自動設定を操作して明るさの中心を手動で変える
・明るすぎる光は画面の中に入れない
・明暗差をライトを使って少なくする

この方法を知っていれば「逆光でも摂れる」になります。

実践してみて下さいね。