本を読んでもスキルが身に付かない理由

2020年7月8日

アウトプットの量が少なすぎる

身に付けたいスキルや資格の勉強など、一生懸命に本を読んだりノートに書いたりしても中々身に付かないことってありませんか?

私も以前同じ悩みがありましたが、今はほとんどありません。

日本の教育制度はインプット重視、つまり記憶力が良いか悪いかで能力を判断する教育制度になっていて、アウトプットをほとんどして来なかったんです。

ペーパーテストって、必要なのはほぼ暗記力ですよね?

アウトプットの量を増やすことで、インプットの量が少なくて良いことを実感しました。

割合は3:7が適正です

適正な割合は3:7ですが、インプットとアウトプットどっちが3で、どっちが7でしょうか?

答えは
3がインプット
7がアウトプット

「3だけインプットして7もアウトプット出来るの?」そう思ったあなた、これが実際出来るようになると、正しいと言うことが分かります。

エビングハウスの忘却曲線って知ってる?

人は忘れる生き物です。
あなたは昨晩の夕食に何を食べたか即答出来ますか?
出来る方は、30日前はどうでしょうか?

ドイツの心理学者「ヘルマン・エビングハウス」が発見したのが、エビングハウスの忘却曲線です。
この曲線によると、人の記憶は20分後には40%を忘れ、1日後には75%を忘れてしまいます。

インプットしただけでは、1日で75%も忘れてしまうんです。
それではどうしたら良いのですようか?

記憶を定着させろ!

人間の脳は、使う機会が多い情報とあまり使わない情報を別々の場所で記憶しています。

学生の時にテスト勉強で必死に暗記した内容って、もう覚えていませんよね?
生活の中で使う機会が少ないので、脳の奥の方にしまわれているんです。

という事は、「これは使う機会が多い情報ですよ」と脳に判断させる事が必要になって来ますよね、これが記憶の定着です。

簡単に言えば復習なんですけど、やっかいな事にインプットするだけでは、記憶を定着してくれないんです。

必要なのは、「覚える」ではなく、「理解する」と言うことなんです。

アウトプットの方法は?

記憶の定着には色々な方法があります。
このピラミッドは記憶の定着率を表していますが、上半分はインプットなので定着率が30%程度しかありません。

インプットとアウトプットの適正な割合が3:7と述べた根拠がここにあります。
一番効果の高いアウトプットの方法は

「人に教える」

つまり、自分がインプットした内容を誰かに教える、たったこれだけです。

人に教えると言うことは、当然相手からの質問にも答える必要性が出てきますよね?覚えているだけで、相手の質問に答えられますか?
だから「覚える」ではなく「理解する」が必要になってくる訳です。

おすすめの書籍

私が一番最初に読んだアウトプットに関する本です。
・アウトプットの有効性
・具体的なアウトプットの方法

などが、目からウロコの情報がさらに詳しく解説されています。

本を読むのは面倒な方へ

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この記事に書いた通り、記事を読んだり本を読んだだけでは、スキルアップに繋がりにくいです。

アウトプットしたいけど、「身近に良いアウトプット相手がいない」方は、オンラインレッスンもご活用頂けます。

アウトプットのスキルを身に付けて、新しいスキルを身に付ける時の効率を最大化して行きましょう。