PDFファイルとは?画像とPDFファイルの違いを解説
友達に画像を送ろうとしたり、アプリやインターネットサービス画像を送ろうとした時に「pdfは対応していません」と警告が出て、送れなくて悩んでいませんか?
PDFファイルを画像だと勘違いしているのが主な原因なんですけど、見た目が画像と一緒なので何が違うのか分かり難いと思いす。
この記事では、PDFファイルの説明と画像との違いを解説しています。
PDFファイルは画像ファイルではありません
PDFファイルとは簡単に言えば「電子文書」になります。
ファイルの名前の後に「.pdf」と付いたファイルをPDFファイルって言います。
PDFファイルは「電子文書」なので、行政の書類とかメーカーのカタログや取扱説明書で使われる物です。
PDFファイルが使われる理由は「編集されにくい」からです。
つまり情報を勝手に変更してほしくない「電子文書」にPDFファイルを使っているんです。
PDFファイルと画像の違いは?
PDFファイルと画像の大きな違いは、文章データか光データかです。
PDFファイルは文字情報
PDFファイルは基本的に文字情報のデータを保存する物です。
下にあるような問題を解決するために作られたのがPDFファイルなんです。
Wordなどのワープロソフトではこんな問題があります。
・使うパソコンによってレイアウトが変わってしまう
・相手が同じアプリを持っていないと開けない
・だれでも文書の編集が出来てしまう
この問題を解決出来るのが、誰でも無料で使えてどんな物にも最初から入っているのが、PDFファイルのアプリなんです。
つまりPDFファイルは、基本的には文書のために作られた物で、文書の中に画像も入れるので画像もPDFとして保存出来ると言う事になります。
画像は画像データ
画像は基本的に光情報のデータを保存する物です。
画像は光の3原色のRGB(Rレッド/Gグリーン/Bブルー)情報をデータとして記録しています。
光情報のデータには大きく3つの形式があります。
・jpg 高画質のまま光データを非可逆圧縮した物
・png 高画質のまま光データを可逆圧縮した物で、透過効果を追加出来る
・gif 低画質で光データを可逆圧縮した物で、アニメーション効果を追加出来る
画像は光情報をデータ化している物なので、画像の中に文字を入れた場合も光情報として保存されています。
PDFファイルと画像の違いは分かりましたか?
PDFは文字情報で、画像は光情報なので、同じような見た目で見えても実は全然別物なんです。
PDFファイルは画像としては使えないし送れないんです。
「光情報を下さい」って言ってる人に、「文字情報」を渡そうとしてしまっているってことなんです。
PDFファイルと画像の違いをしっかり理解してスムーズに作業出来るようにしましょうね。
PDFファイルを画像として使いたい場合は?
PDFファイルを画像に変換する方法をこちらで解説しています。